何もなくて豊かな島
何もなくて豊かな島

カオハガン島(Caohagan)は、フィリピンのセブ島沖。ラプラプ市のオランゴ環礁に浮かぶ南の島。セブ沖に浮かぶ、東京ドーム程の大きさの島です。

1991年、当時サラリーマンであった崎山克彦さんが約1,000万円で売りにだされていたこの島を購入。島に不法滞在している原住民を退去させての整備を勧められますが、崎山さんはこれを拒否。彼らと共存する道を選びます。

 

島主である崎山克彦さんの著書「何もなくて豊かな島」により一躍有名になったこの島は、まさに本のタイトルどおりの島でした。  

この島にいる間は、何もすべきことがありません。  
自然に身を任せ、島民と一緒に超スローライフに浸るより選択肢がないです。
天候に従い、水を大切にし(水道もなし)、自然の食物をいただきます。
クルマ・バイク・パソコン・ケータイありません。
邪魔がはいりません。時間がただ、ユックリユックリと流れていきます。
それでも退屈さは感じることなく、自然な感覚でいることができました。
余計なことを考える必要がないせいか、普段あまり考えることのない、豊かさとは?生きるとは?人類や地球の行き先は?・・・など、割りと壮大なことまで想いが広がりました。すっかり忘れていた気付きも多くありました。わずか数日でしたが、オトナになってからおおよそ経験したことのない贅沢な時間となりました。


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カオハガン島はオランゴ環礁にあります。オランゴ環礁(英: Olango Island Group)はフィリピン中部ヴィサヤ地方にある群島。マクタン島の5キロメートル東にあり、自然保護区としても知られる場所です。セブからアクセスします。